自宅サーバーと、VPSについて。

※自宅サーバーって何?

サーバーって何? と言う人向けに少しだけお話ししますよ。サーバーは業務用サーバーと自宅サーバーに大きく分けられますよ。 自宅サーバーは、普通のWindowsやMacが動いているPCで動くのですが、そのような自宅に置いて居あるPCでサーバーを運営すれば、それが自宅サーバーと言いますよ。 業務用サーバーは、サーバーラックなどを買って、本格的に仕事にサーバーを使っている場合には、業務用サーバーというのではないかと思いますよ(あまり詳しくないですがね。) サーバーの種類には大きく分けて、3つ在りまして、 Apache(ウェブサーバー)、Postfix,Dovecot(メールサーバー)、Vsftpd・ Proftpd(FTPサーバー)が御座います。他にもWindows用、Linux用、Mac用の各サーバーが御座います。

  • Apacheというウェブサーバーでは、IEやFirefoxというようなブラウザで画面が見られれば、それはApache等のウェブサーバーが動いているという証拠です。
  • Postfix,Dovecotというメールサーバーでは、Thunderbird等で、メールの送受信が出来る事はメールサーバーが動いているという証拠です。
  • Vsftpdや、ProftpdというFTP サーバーでは、FFFTP等でサーバーにデーターをUPLOADやDOWNLOADが出来ているならばFTPサーバーが動いている証拠です。

何がなにやら? と言う話で御座いましたらば、ご自分で、自宅サーバーのコーナーを研究したり、ご本を買ってサーバーの研究を為さるなりして下さいね。 簡単な一言で解説できるようなものではないので、ウェブサイトを片手に、ご自分で研究なさるのが一番の近道で御座いますよ。済みませんね。


※自宅サーバーと、VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)の比較。

よく、自宅サーバーとVPSは比較されますね。私なりの今までの体験から言って、

  • ノートブックだったら、ディスプレイを暗くすれば、省電力になって、安価なVPSよりも、電気代(料金)も低く、よって、自宅サーバーの方が値段的にもいいと思いました。家のノートブックの自宅サーバーは、電気代を計ったら、毎月400円位だった。
  • VPSの場合、VPS側にrsyncサーバーを立てて、自宅に置いてある、Linuxのバックアップサーバーにrsyncで同期させなければ、完全に安心ではありません。VPSのサービスで、バックアップをサーバー側で全くしていない所は、自分自身でセキュリティーに注意しながら、自宅にバックアップを保管するなどの対策を練りましょう。
  • 容量の大きなデータを扱う場合、例えば、数百GB、数TBのデーターを扱う場合、今の所、自宅サーバーの方が値段的に有利ですね。今現在ではなく、将来的にどうなのか。自宅サーバーの場合、例えば2TB位の容量のHDDを一台買い、最初に数万円支払えば、そのまま何時までも、電気代だけで使い続けることが出来ますね。VPSで2TBの容量のサービスを探すだけでも、一苦労だろうし、かなりの高額になると思います。そんなサービスが今、あるかどうかも知りません。
  • VPSは、雷、火災に強く、空調なども完備されている部屋で、サーバーが動いていると思われます。(想像ですが)。夏の時期になると、気温が上がり、雷が連日鳴ります。そうなると、VPSの方が圧倒的に有利になります。だから、ここで、VPSにしていこうと考えるのも一つの手でありますよ。

Linux Mintには、Cinnamonというエディションがあります。このメニュー表示の仕方はとても評判が良く、Windowsのスタートボタンからメニューを表示していく方法と、似ているし、これならば、Windowsからのお引っ越しの方々も、取っつきやすいと思います。
Linux Mintの、このようなメニュー表示をするエディションは、MATE(マテ)と言います。Cinnamonでは動かないPCでも、MATEならば動きます! ということも、あるようですよ。 CPUのファンが騒々しい場合には、MATEにすると、静かになることがあります。

 

MediaSmart Server EX490_060
MediaSmart Server EX490_060 / TAKA@P.P.R.S


※私が、WindowsやMacに対して、対抗意識を持つのではなく、認めて感謝する理由は、実際にこの世の中は、Windows、Macのユーザーの方が多いのです。そして、良いところがあるから、ここまで伸びたのではないかと思って居りますよ。Linuxはサーバー業界では大いに認められていますが、デスクトップ利用率が少ないのは、Linuxが悪いからではないと思って居ります。つまりは、WindowsとMacを認めてこなかったからだと思います。

この世の中は、相手を認めれば自分も認められるという法則があります。これを知れば、LinuxユーザーはWindows、 Macを大いに認めていけばいいと知るでしょう。そうすれば、Linuxも大いに認められる社会が次第に形成されていくと私は思います。

ストレスの少ない職場、笑顔が溢れる楽しい職場、より良い環境下でのパソコンなどの作業は、世界をより素晴らしい人間社会に導きます。

私は、Windowsも、Macも、 Linuxも、分け隔て無く、この素晴らしい社会にして下さって、とても感謝して居ります。有り難う。